パワーポイントで立体的な球の描き方

2010年12月22日パワポ制作テクニック

資料をよりグラフィカルに見せるためのパーツづくりのテクニックです。立体的な図形は平面な資料を押し出し、強調したい部分などに利用し訴求力を高めることができます。※本記事は主に2003ユーザ向けに作成しています。

作成手順

下記の手順で作成を行います。

1.円を作成する

オートシェイプから円を選択し、適当なサイズで描画して色をつけます。

2.光沢を描く

同じく、オートシェイプから円を選択し、さきほどの円の半分くらいのサイズで描画し、白を指定します。

次に白にグラデーションをかけますので、色から「塗りつぶし効果」を選択します。

透過性の終了値を「100%」に、グラデーションの種類を「中央から」を選択します。シンプルなものであればここで完成ということでも構いません。

3.さらに立体感を強調する

さらに立体感を強めたい場合は、もう一度最初の円を選択して、同じく色から「塗りつぶし効果」を選択し、「中央から」のグラデーションを選択します。

4.影をつくる

次に、最初の円と同じサイズの円を描画し、色にはグレーを選択します。

選択したグレーは、透過性の終了値を「100%」に、グラデーションの種類を「中央から」を選択します。

次に縦の高さを半分にして、図形の上で右クリックします。メニューから「順序」→「最背面へ移動を選択します。」

5.完成

影の位置を調整して完成です。

使用例

作成したオブジェクトはグループ化します。拡大縮小でサイズを調整し、下記のように見出しや、説明文の背景などに利用するできます。