パワーポイントの図形を斜体状にする方法

パワポ制作テクニック

パワーポイントで図形を使ったイラストを描くときに基本図形などを少し傾けたイメージにしたい時はありませんでしょうか。
パワーポイントの図形を斜体状にする方法をご紹介します。

※通常の操作では変形や回転はできるが、一部の基本図形を除き斜体風にはできない

パワーポイントの図形を斜体状にする方法

1.準備

前提として「接合」の機能を使います。
接合を使うには設定が必要ですので、設定がまだの方は、
こちらのパワポ図形の型抜き合成、重なり抽出、接合、単純型抜き、切り出しの使い方(パワーポイント機能)をご参照ください。

2.斜体風にしたい図形の準備

(1)斜体風にしたい図形を描画します。(2)描画した図形を角度がつくように回転させます。

3.斜体化用の補助図形の準備

(1)作成した図形の横に小さい図形を描画します。(2)描画した図形を、下図のように図形内に収まるように重ねます。

4.接合

何も選択されていない状態にします。(1)内側の図形を選択します。(2)Shiftキーを押しながら外側の図形を選択します。
※Shiftキーを押さないと、先の図形選択が解除されます。
(3)接合します。(4)接合すると選択パスが画面に対して平行になります。

5.変形

上下または左右のパスを移動させて任意に変形させると、図形が斜体風になります。

※上記は、パスのある単体の図形のみ有効です。グループ化されたものなどは適用できません。

斜体の角度について

接合する時に、ベースとなる図形の回転角度によって傾きも変わります。


上下左右の縮小拡大によって角度が変わってきますので、目視しながら確認するとよいでしょう。

以上です。